現場レポート

【第6回さくさく講話】吉川梨香先生を講師に招き開催

2017年6月4日(日)、飯田市上郷のシェアスペース「桜咲造」で、高校生が主催するミニ講演会「さくさく講話」の第6回が開かれました。
元助産師でメンタルトレーナーの吉川梨香先生が、人間の脳が持っている「癖」を理解、自覚しながら悩みに向き合っていく方法を語ってくださいました。

まずはホワイトボードでレクチャー

スタディエッグのOBやディ不動産スタッフらも含め13人が出席。吉川先生は2月に開かれた前回講話に続いてのご登場ですが、聴講する飯田OIDE長姫高校のスタディエッグのメンバーは代替わりして、多くの生徒が吉川先生のお話を聞くのは今回が初めてでした。

吉川先生によれば、人間の脳が物事を認識し判断する際には4つの「癖」があるとのこと。

  1. 部分だけをとる
  2. 違いだけをとる
  3. 過去とつなげてとる
  4. 有限としてとる

また、人の感情や感覚は生まれ育った環境に大きく作用されており、その環境から外に出れば悩みの迷路を上から俯瞰できるようになること、「わたしはダメ」という思いは新しいステップに進みたいという意欲の表れであること、などを説明してくださいました。

高校生からは「朝、自宅から出るのがとても気が重い」「涙腺がゆるすぎてすぐ泣いてしまう」「将来の希望について不安」「親にいつも怒られる」といった悩みが寄せられました。

高校生たちの悩みに耳を傾ける

吉川先生はその一つひとつに対して客観的に原因を探り、物事に優先順位をつけて対処すること、困ったこと、苦しいことははっきりと周囲に伝えることの大切さを伝えていました。

恒例の記念撮影。みんなで「6」のポーズ

今年のスタディエッグの皆さんは、飯田特産の水引のブランド化などにも取り組み話題を集めています。

若い皆さんの頑張りに期待です。