お知らせ

古民家再生の現場で職場体験実習を受け入れました

2016年7月22日

エース・リフォームは2016年7月17・18日、飯田市元町の現場で飯田OIDE長姫高校の職場体験を受け入れました。
商業科2年生の生徒2人が、床板の撤去や塗装作業などを体験しました。

現場は戦前に建てられた古い空き店舗で、株式会社週休いつか様が借り上げ、リラクゼーションサロンなどがオープンする計画です。
弊社の後藤マーケティング部長と和地メンテナンス部長が生徒たちの指導を担当しました。

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米穀店の店舗として使われていた建物

この建物は、1階がリラクゼーションサロンや貸本・セルビア雑貨の販売など、2階は誰もが気軽に利用できるリラックススペース(≒昼寝場所)として活用されることになっています。2階にはハンモックも設置する予定とのこと。

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今回は2階部分をリフォームします

生徒たちが床板の釘を抜いて一枚一枚剥がしていきます。

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床板には昭和33年の総選挙を伝える新聞が貼られていました

建物からは、ヒトラーの情勢を伝える戦時中の新聞も出てきたとか。

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力を合わせて床板撤去が完了

 

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急な階段で板を運び降ろします

 

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板を壁に再利用するため、きれいに洗います

生徒の皆さんは住宅リフォームに興味があったために体験先を選んだといい、「商業科なので普段使うのはパソコンばかり、釘抜きを使うのも初めてでした。とても大変だったけど楽しかったし、勉強になりました」と話してくれました。

 

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根太組みは後藤部長の仕事

この建物に入居し管理人を務めるのは、現在飯田市上郷でアロマサロン「ラウレア」を開いている井坪直美さん。飯田が好きになり、結婚して名古屋から移住。この建物を拠点に本格的な起業を目指しています。

井坪さんも夫婦でこの建物の再生に取り組んでおり、「多くの皆さんとご縁が生まれ、夢が実現することに感謝。昭和の懐かしさにあふれたこのお店で、日本人が”しっくり”くるサービスを提供していきたいです」と抱負を語ってくださいました。

 

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実習2日目、窓には毛筆書きのポスターが貼られました

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お店のオープンは今年秋以降を予定。クリスタルボウルを使った瞑想会などのイベントも定期的に開催していく計画があるそうです。

井坪直美さんのブログでも、今回の様子が紹介されています→こちら