お知らせ

「桜咲造」が信濃毎日新聞で紹介されました

2016年6月2日

エース・リフォームの不動産事業部「ディ不動産」は、飯田OIDE長姫高校生徒有志「スタディエッグ」の皆さんとともに、長野県飯田市上郷黒田の古民家を再生したシェアスペース「桜咲造」を運営しています。

この取り組みがこのほど、信濃毎日新聞の紙面に取り上げられました。おもに若者に焦点を当てた記事のため、弊社について触れられた部分はごくわずかですが、「青少年育成」「地域貢献」をテーマとする弊社事業の一端がうかがえる内容ですので、ぜひご覧ください。

各紙面の画像はクリックで拡大します。

20160520信毎記事

2016年5月20日付23面

 

20160521信毎記事

2016年5月21日付「群青の風」47

 

20160522信毎記事

2016年5月22日付け「群青の風」48

 

「ディ不動産」事業部が目指すもの

 

事業部の設立とネットワークの広がり

長野県に創業したわたしたち株式会社エース・リフォームは、「地域密着」をモットーに住宅の塗装・リフォーム事業を展開する中で、手入れされることのないまま荒廃していく空き家や空き地が多い現実を目の当たりにしてきました。
空き家の多くは昭和時代に建てられたもので、伝統的な和風建築ならではの「美しさ」や「懐かしさ」を持っています。
空き地の多くはかつて農地として利用されていた場所で、美しい山並みと豊かな田園に囲まれています。

いまはすっかり「お荷物」になってしまっているこうした不動産も、視点を変えれば大きな地域資源になるのではないか。街や村をくまなく歩き、そこに住む方々と信頼関係を築いてきた自分たちだからこそ、できることがあるのではないだろうか――。
そうした思いを胸に、2015年、わたしたちは「ディ不動産」事業部を設立しました。

事業の立ち上げにあたっては、「株式会社週休いつか」の新海健太郎氏に全面的な協力を得ています。中京圏から飯田へ移住し、広告デザイン業として独立・起業した新海氏も、地域の魅力掘り起こしに大きな関心を持ち、コミュニティ紙の制作やイベント企画など、積極的な活動を行ってきたプランナーです。

飯田OIDE長姫高校の生徒さんとの出会いも、新海氏を通じてのことでした。
2015年、進路講話の講師として同校に招かれた同氏が商業科の生徒有志で作る「スタディエッグ」と出会い議論を進める中で、当時2年生だった鎌倉朋也さんが「古家と家守のマッチング事業」を発案。このアイデアはこの年の「飯田市起業家ビジネスプランコンペ」で奨励賞を獲得し、一躍話題となりました。

古民家再生のモデルケース「桜咲造」

2016年に飯田市上郷黒田の飯田高校隣に誕生したシェアスペース「桜咲造(さくらさくぞう)」は、弊社が家屋を借り上げ、スタディエッグの高校生たちと一緒にリフォームをしたモデルケースです。

1962年に建てられ店舗兼住宅として使われていたこの建物も空き家となって久しく、今回のプロジェクトにあたっては近隣の皆さんからも「空き家を活用してくれるなら防犯面でもありがたい」とのお声をいただきました。テニスコートが隣接する飯田女子高校様からもご理解とご協力をいただいています。

「桜咲造」は5つの部屋を持つ約100平方メートルの平屋建て。カフェ風のラウンジ、落ち着いた雰囲気の会議室、個人が入居できるシェアハウス、共有のダイニングキッチン・トイレ・バスルームなどを備え、一角にはディ不動産の事業所も置かれています。

古民家や遊休地を募集しています

現在、ディ不動産は地域資源として活用可能な空き家・空き地のリストアップを進めています。田舎への移住を模索する都市住民や、起業の足がかりにしたいという個人事業主など、古民家の潜在的ニーズは大きなものがあり、弊社は貸し手(売り手)と借り手(買い手)の双方の市場開拓に取り組んでいます。

不動産の売買・賃貸に関するご用命だけでなく、修理、解体、清掃、管理等についてもお気軽にご相談ください。

ディ不動産ホームページ http://deifudo.xyz/
Tel.0120-098-682
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長野県知事許可(1)第5393号